仕事で使用するAdobe AcrobatやAdobe Photoshop、Adobe Illustratoなどのパッケージソフトの購入代金や、Adobe StockやAdobe Creative Cloudのサブスク料金の簿記の仕訳、勘定科目について、例題を使って仕訳例を説明します。
パッケージ版を購入した場合
家電量販店でAdobe Photoshopのパッケージソフトを購入し、代金27,000円を現金で支払いました。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
消耗品費 | 27,000円 | 現金 | 27,000円 |
単価がそれほど高価なものではないので「消耗品」の勘定科目を使用するとよいでしょう。
追加でライセンスを購入した場合も「消耗品」や「支払手数料」の勘定科目で処理しましょう。
サブスクリプションを契約した場合
Adobe Creative Cloudの12か月版を契約し、代金73,000円を振込で支払いました。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
支払手数料 | 73,000円 | 普通預金 | 73,000円 |
サブスクの方は、ソフトの利用料なので「支払手数料」の勘定科目が合っているでしょう。
1年契約なので、決算期をまたいでいても「前払費用」で処理する必要はありません。