来客時に出すお茶菓子やミーティングの際に従業員が食べるケーキなどを購入したときの簿記の仕訳と勘定科目について、例題を使って仕訳例を説明します。
来客予定があるのでお茶菓子を購入し、代金1,200円を現金で支払いました。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
会議費 | 1,200円 | 現金 | 1,200円 |
業務上の来客であれば、打ち合わせや商談を行うので「会議費」として問題ありません。
従業員とのミーティングの際に食べるケーキを購入し、代金5,000円を現金で支払いました。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
会議費 | 5,000円 | 現金 | 5,000円 |
社内の人間に対するケーキであっても、会議のために支出した費用なので、もちろん「会議費」として経費にして問題ありません。
「福利厚生費」や「雑費」を使用しても間違いではありません。
お客さんに自由に持って帰ってもらうお菓子のアメを購入し、代金1,000円を現金で支払いました。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
消耗品費 | 1,000円 | 現金 | 1,000円 |
「消耗品費」が一番しっくりくると思います。
「雑費」でも問題ありません。