運賃の勘定科目と仕訳について会計士が解説!

勘定科目・仕訳

運賃といっても、人が交通機関を利用したときに発生する運賃や、荷物を運送会社を使って発送したときに発生する運賃がありますが、これらの簿記の仕訳について、例題を使って仕訳例を説明します。
また、会計ソフトに設定する消費税の税区分についても、解説します。
経理の初心者の方にも、わかりやすく書いていますので、ぜひ参考にしてください。

得意先との打ち合わせのため、電車に乗って移動した場合

得意先の事務所へ向かうため、電車を利用し240円を現金で支払いました。

借方科目借方金額貸方科目貸方金額
旅費交通費240円現金240円

貸方科目は、「旅費交通費」の勘定科目を使用します。
バスやタクシー、飛行機などの交通機関を利用した運賃も同じです。

運送会社を利用して販売商品を客先へ発送した場合

受注した商品を運送会社を利用して客先へ発送し、5,500円現金で支払いました。

借方科目借方金額貸方科目貸方金額
荷造運賃5,500円現金5,500円

貸方科目は、「荷造運賃」の勘定科目を使用していますが、「発送費」や「荷造費」などでも問題はなく、明確に定められているわけではありません。
過去に同じような取引でどんな勘定科目を使用していたか、確認してみましょう。

消費税の税区分について

消費税を税務署に納付しなければならない会社や個人事業主、フリーランスなどの課税事業者は、弥生会計などの会計ソフトに仕訳を入力するときに、勘定科目や金額のほかに消費税の税区分を設定する必要があります。

ここでは、その消費税の税区分に設定する内容ついて、簡単に説明します。

消費税を納付する必要のない免税事業者は、関係はありませんので見なくて大丈夫です。

税務署に行くためにバスを利用し、200円を現金で支払いました。

借方科目借方金額税区分貸方科目貸方金額税区分
旅費交通費200円課税仕入現金200円対象外

国内の交通機関はすべて消費税がかかっているので、税区分は「課税仕入」です。

海外出張のため国際線の飛行機を利用し、88,000円を現金で支払いました。

借方科目借方金額税区分貸方科目貸方金額税区分
旅費交通費88,000円対象外現金88,000円対象外

国際線は消費税がかかりませんので、税区分は「対象外」です。

海外へ商品を発送するため、3,000円を現金で支払いました。

借方科目借方金額税区分貸方科目貸方金額税区分
発送費3,000円対象外現金3,000円対象外

国際貨物輸送は消費税がかかりませんので、税区分は「対象外」です。

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