事業において発生したゴミは、廃棄物処理業者に頼んで処理してもらいますが、その手数料代金はもちろん経費として処理することが可能です。
そこで、ゴミ処理代の簿記の仕訳、勘定科目について、例題を使って仕訳例を説明します。
経理の初心者の方にも、わかりやすく書いていますので、ぜひ参考にしてください。
ゴミ処理を業者に依頼した場合
事業で発生したゴミを、廃棄物処理業者に依頼して引き取ってもらい、その手数料5,000円を現金で支払いました。
借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 |
支払手数料 | 5,000円 | 現金 | 5,000円 |
ゴミ処理代は「支払手数料」や「衛生費」の勘定科目を使用するとよいでしょう。
ごくまれにしか発生しない場合には「雑費」でも大丈夫です。
使用する勘定科目に正解はありませんが、継続して同じ勘定科目を使うようにしましょう。
ゴミ処理代の消費税について
ゴミ処理代金として、業者に3,000円を現金で支払いました。
借方科目 | 借方金額 | 借方税区分 | 貸方科目 | 貸方金額 |
支払手数料 | 3,000円 | 課税仕入れ | 現金 | 3,000円 |
大原則として、消費税は、物の販売や貸付、サービスの提供にかかります。
ゴミ処理はサービスの提供に当たりますので、税区分は「課税仕入れ」になります。