日当の勘定科目と仕訳について会計士が解説!

勘定科目・仕訳

仕事で出張に行くと、目的地までの交通費以外にも、食事などの余分な費用を本人が負担しなければなりませんから、日当(出張手当)を支給している法人が多いと思います。
この日当の簿記の仕訳、勘定科目について、例題を使って仕訳例を説明します。
経理の初心者の方にも、わかりやすく書いていますので、ぜひ参考にしてください。

日当を支給した場合

福岡に1泊2日で出張した従業員に8,000円の日当を振込で支給しました。

借方科目借方金額貸方科目貸方金額
旅費交通費8,000円普通預金8,000円

日当(出張手当)は一般的には、「旅費交通費」の勘定科目を使用します。
日当は給与ではありませんので、「給与手当」の勘定科目を使用しないように注意しましょう。
日当の消費税区分は「課税仕入れ」となる点においても、給与とは異なります。
日当を経費にするためには、出張旅費規程を作成しなければなりません。
個人事業の場合、従業員への日当は認められますが、個人事業主本人への日当は認められません。

タイトルとURLをコピーしました