レンタルサーバーの勘定科目と仕訳について会計士が解説!

勘定科目・仕訳
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会社のホームページやアフィリエイターのブログを自作するにあたって、ドメインを取得し、レンタルサーバーを借りる必要がありますが、その利用料は経費として処理することができます。
そこで、ドメインやレンタルサーバーの費用の簿記の仕訳、勘定科目について、例題を使って仕訳例を説明します。
経理の初心者の方にも、わかりやすく書いていますので、ぜひ参考にしてください。

ドメインを取得した場合1

自社のホームページを作成するため、ドメインを取得し、取得費用(期間1年)2,000円を銀行振込で支払いました。

借方科目借方金額貸方科目貸方金額
通信費2,000円現金2,000円

ドメインの取得費用や更新費用は、「通信費」や「支払手数料」の勘定科目を使用するのが一般的です。
契約期間が1年以内の場合には、全額費用にしても問題ありません。
(「前払費用」を使う必要はありません)

ドメインを取得した場合2

自社のホームページを作成するため、ドメインを取得し、取得費用(期間2年)4,000円を銀行振込で支払いました。

借方科目借方金額貸方科目貸方金額
通信費2,000円現金4,000円
前払費用2,000円

会計期間は1年なので、経費として処理できるのは、1年分に相当する金額のみです。
翌期1年分のドメイン費用は、「前払費用」という資産の勘定科目を使用して、繰り越します。

借方科目借方金額貸方科目貸方金額
通信費2,000円前払費用2,000円

翌期は、繰り越した前払費用を2,000円を貸方科目に持ってきて、借方科目を「通信費」として費用処理します。

レンタルサーバーを借りた場合

自社のホームページを設置するためのレンタルサーバーを契約し、年間利用料12,000円を銀行振込で支払いました。

借方科目借方金額貸方科目貸方金額
通信費12,000円現金12,000円

レンタルサーバーの利用料も 「通信費」や「支払手数料」の勘定科目を使用するのが一般的です。

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